北京オリンピックでは5位と大活躍された樋口若葉さん。
3月23日より世界フィギュア世界選手権2022が開催されます。
北京オリンピックでは、トリプルアクセルを成功され、世界選手権でも期待がもてます。
そんな樋口若葉さんについて今までの戦績やどのような選手なのかまとめてみました。
〇この記事を読んでわかること!
・北京オリンピックでの成績は?
・ネイルにも注目?
・樋口新葉さんのここに注目!
・樋口新葉選手のコーチや振付師は誰?
・樋口新葉選手の戦績は?
・女子フィギュアスケートの日程は?
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北京オリンピック成績
順位 | ショートプログラム | フリー |
5位【214.44】 | 73.51 | 140.93 |
フリーでもトリプルアクセルを成功するも、続く3回転ルッツー3回転トウループの連続で転倒したが、雄大な「ライオンキング」に合わせて、ダイナミックな演技は圧巻でした。
試合後のインタビューで「4年後、出来ることを増やして、強くなって、ここで滑りたい」と次のミラノ五輪を目指す決意を口にされました。
とても素晴らしい演技でした‼4年後のメダル獲得に期待したいですね。
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ネイルにも注目?
北京オリンピックではロシア代表のトゥルソワ選手が樋口若葉さんのネイルに興味を持ち話題になりました。
ネイリストの友達がネイルをしてくれたようですね。
世界選手権でも樋口若葉さんのネイルに注目しても面白いかもしれませんね。
樋口新葉さんの調整状況
- 2月16日 本番に向け最終調整 状態はすごくいいかな
16日に本番リンクで最終調整を行いました。
疲労感はあるものの、SPで決めたトリプルアクセルを練習終盤に着氷し「状態はすごくいいかな」と手応えを口にしました。
本人談:SPでは細かいミスがあり、反省点も残った。メダルへの意識はなく、「悔しい気持ちを全部フリーでぶつけたい。本当にそれしか考えていない」。
- 2月15日 女子ショートプログラムでトリプルアクセル成功し73.51点‼(5位)
五輪史上5人目のトリプルアクセルを見事に成功!
本人談:「跳ぶことを目標にしていたので、挑戦できてよかった。スケートをやる中での一つの目標だったので、達成できてすごくうれしい」。
団体戦から好調をキープしている樋口新葉さん。
フリーでの「ライオンキング」でも表現力で見ている人たちを魅了してオリンピックの舞台で思い残すことがない演技に期待したいですね。
- 2月14日 トリプルアクセル着氷 15日SPへ最終調整
2月14日、首都体育館のサブリンクにてSP「ユアソング」の曲をかけは、冒頭ステップアウトになり、続く3回転ルッツからの連続ジャンプから3回転ー2回転。
曲を通してから入念に確かめて明日へSPに向け最終調整を行っています。
最終調整でトリプルアクセルも決まり、調子も良いみたいですので明日のSPも期待が高まりますね‼
- 2月13日 女子ショートプログラム滑走順が決まりました‼
※(時間は日本時間15日)
【第4グループ】開始予定21時59分~
20番目【22:05】に決まりました‼
- 2月12日 公式練習にて「やっと跳べるようになってきた」
2月12日、首都体育館のサブリンクで公式練習を行いました。
この日はトリプルアクセル(3回転半)を2度クリーンに氷着。
フリーの曲をかけて「やっと跳べるようになってきた。もうちょっとって感じ」と強調。
15日のSPから始まる個人戦に向けて調子も上がってきています。
- 2月6日に行われるフィギュアスケート団体の女子ショートプログラムに出場することが発表されました。
競技は10時30分開始で樋口新葉さんは8番滑走で、日本時間の午前11時30分に登場します。
注目されている、ロシア代表のカラミ・ワリエワ選手は最終10番滑走で、午前11時43分頃に滑る予定となっています。
2月6日の午前10時30分~12時まで女子フィギュアスケート団体に注目が集まりますね。
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樋口新葉さんのプロフィール
- 生年月日 2001年1月2日
- 出身地 東京
- 身長 152㎝
- 血液型 A型
- 趣味 ショッピング 映画鑑賞
- 音楽鑑賞 散歩
- 学歴 開智日本橋学園中学・高等学校
- コーチ 岡島 功治 佐藤 紀子
- 振付師 シェイ=リーン・ボーン
- 所属クラブ 明治大学/ノエビア
- 練習拠点 東京
- 習慣練習時間 18~22時間
- 開始 2004年
- 世界ランキング 19位(2020-21)
- シーズンランク 9位(2019-20)
- 受賞歴 ※ビッグスポーツ 特別賞2017 (※テレビ朝日が主催するスポーツに関する賞)
〇プログラム使用曲
・ショート Your Song曲:エリーゴールディング
・フリー ライオンキング
名前の「新葉」は2001年1月2日という「新世紀の始まり」に生まれたことに由来しており、友人からは樋口の苗字から「ばちょ」と呼ばれているそうです。
特技は縄跳びの三重跳びで、50mを7秒1で走る脚力の持ち主です。
3歳の時に母親の勧めでスケートを開始しています。
4歳時から指導する岡島功治コーチから「身のこなしが天性のもの」と評されています。
性格はしっかり者である一方で、試合で負けたら家で「1時間くらい荒れる」「1回立ち直るけど次のなったら変になる」「ありえないミスをすると悔しさで泣いてしまう」と負けず嫌いでありアスリート気質な面も持っているそうです。
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樋口新葉さんの技術力・演技力
「ジェット噴射が付いているよう」と形容されることもある、スピードが最大の武器と言われています。
さらに力強いジャンプも特徴で、同じく豪快なジャンプが持ち味だった、伊藤みどりさんからも「私と樋口さんはパワフルさで一緒」と高く評価されています。
トリプルジャンプ全6種類を跳ぶことが出来、コンビネーションでは、史上5人目となる3回転ルッツ-3回転ループを成功させたほた、3回転ルッツ-3回転トウループ、3回転トウループ-3回転トウループ、2回転半アクセル-3回転トウループを成功させています。
課題は自身より精神力を挙げており「緊張に負けない精神力をつけたいです。」と話をしています。
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岡島 功治コーチとは?
〇岡島 功治コーチ
元フィギュアスケート選手(ペアスケーティング)で現在はコーチをされています。
北海道出身。北海高等学校、日本体育大学卒業。
1976-77シーズンに浅野奈穂子さんとペアを組み全日本選手権で3位。
1978-79シーズンに加藤はま子さんとペアを組みなおし再び全日本選手権で3位。
1979-80シーズンに竹崎陸さんと新たにペアを組んで全日本選手権で2位の実績があります。
選手引退後は松戸市にある新松戸アイスアリーナのコーチを経て現在は新宿区にある明治神宮外苑アイススケート場専任コーチを務めています。
教え子には岸本一美、鳥居拓史、武田奈也、石川祥子、西野友毬、松岡あかりなど関東中心としたスケート選手を多く指導しています。
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シェイ=リーン・ボーン(振付師)はどんな人?
カナダ出身の元フィギュアスケート選手で現在はフィギュアスケートコーチ、振付け師として活動しています。
【選手時代の実績】
2003年世界フィギュアスケート選手権アイスダンスチャンピオン、四大陸フィギュアスケート選手権優勝3回
ISUグランプリファイナル2回優勝、カナダフィギュアスケート選手権優勝8回。
※ISUグランプリファイナル…国際スケート連盟(ISU)が承認するグランプリシリーズの大会。
アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本で開催される6大会で、この6大会の成績、上位選手が出場
する決勝大会
2007年に荒川静香さんに請われ振付を初めて担当し以後、振付師として活動されます。
以後は鈴木明子・高橋大輔・羽生結弦のプログラムを担当し世界的な人気振付師となった一方で、地元カナダの選手のコーチとしても活動されていました。
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北京オリンピック 2022女子フィギュア 日程
〇2月15日火曜日
18:08-22:25
女子シングル-ショートプログラム
〇2月17日木曜日
女子シングルフリー
〇2月20日日曜日
12:00-14:30
エキシビジョン
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獲得メダル・戦績
主要国際大会 | 1位 | 2位 | 3位 | |
オリンピック | 0 | 0 | 0 | |
世界選手権 | 0 | 1 | 0 | |
四大陸選手権 | 0 | 0 | 0 | |
グランプリファイナル | 0 | 0 | 0 | |
グランプリシリーズ | 0 | 1 | 3 | |
世界ジュニア選手権 | 0 | 0 | 2 | |
ジュニアGPファイナル | 0 | 0 | 1 | |
合計数 | 0 | 2 | 6 |
国内大会 | 1位 | 2位 | 3位 |
全日本選手権 | 0 | 3 | 1 |
全日本ジュニア選手権 | 2 | 0 | 0 |
自己ベスト | 207.46(2020年四大陸選手権) |
SP自己ベスト | 79.73(2021年オーストリア杯) |
FS自己ベスト | 141.04(2021年フランス杯) |
〇成績一覧
大会名 | 総合得点 | SP得得点 | FS得点 |
2021-22 全日本選手権 | 221.78 (2位) | 74.66 (2位) | 147.12 (2位) |
2021-22 フランス杯 | 204.91 (3位) | 63.87 (6位) | 141.04 (3位) |
2021-22 スケートカナダ | 205.27 (6位) | 69.41 (5位) | 135.86 (5位) |
2020-21 全日本選手権 | 195.04 (7位) | 61.53 (13位) | 135.86 (8位) |
2019-20 四大陸選手権 | 207.46 (4位) | 72.95 (5位) | 134.51 (5位) |
2019-20 全日本選手権 | 206.61 (2位) | 68.10 (4位) | 138.51 (2位) |
2019-20 フランス杯 | 174.12 (6位) | 64.78 (5位) | 109.56 (6位) |
2019-20 スケートアメリカ | 181.32 (6位) | 71.76 (3位) | 109.56 (6位) |
2018-19 全日本選手権 | 197.63 (5位) | 72.63 (4位) | 125.00 (7位) |
2018-19 スケートカナダ | 181.29 (6位) | 66.51 (2位) | 114.78 (7位) |
2017-18 世界選手権 | 210.90 (2位) | 65.89 (8位) | 145.01 (2位) |
2017-18 全日本選手権 | 206.96 (4位) | 68.93 (4位) | 138.03 (5位) |
2017-18 GPファイナル | 202.11 (6位) | 73.26 (5位) | 128.85 (6位) |
2017-18 中国杯 | 212.52 (2位) | 70.53 (2位) | 141.99 (2位) |
2017-18 ロシア杯 | 207.17 (3位) | 69.60 (3位) | 137.57 (3位) |
2016-17 国別対抗 | - | 71.41 (5位) | 145.30 (3位) |
2016-17 世界選手権 | 188.05 (11位) | 65.87 (9位) | 122.18 (12位) |
2016-17 四大陸選手権 | 172.05 (9位) | 58.83 (10位) | 113.22 (9位) |
2016-17 全日本選手権 | 199.49 (2位) | 68.74 (3位) | 130.75 (4位) |
2016-17 NHK杯 | 185.39 (4位) | 62.58 (5位) | 122.81 (4位) |
2016-17 フランス杯杯 | 194.48 (3位) | 65.02 (5位) | 129.46 (3位) |
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まとめ
オリンピック初出場で堂々と演技した樋口新葉選手。
SPとフリーで見事にトリプルアクセルを成功し自信になったと思います。
今後のさらなる飛躍と4年後のミラノ五輪のメダル獲得に期待したいですね‼
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