【下関国際】坂原秀尚監督の経歴まとめ・かき氷事件や文武両道発言の真相は？

2022年8月21日2022年8月22日

下関国際高校(山口県)が優勝候補である大阪桐蔭高校や準決勝では強豪校の近江高校を破り決勝進出を果たしています。

今回は下関国際高等学校（山口県）の快進撃を支えている超個性派監督・坂原秀尚（さかはらひでなお）監督の経歴や過去の名言について真相を調べました。

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〇この記事で分かること
・坂原秀尚監督の経歴
・かき氷事件とは？
・文武両道発言の言葉の意図は？
・あの有名芸能人と同級生⁉

坂原秀尚監督の経歴まとめ

坂原秀尚監督の経歴をまとめました‼

名前	坂原　秀尚（さかはら　なおひで）
生年月日	1976年10月11日（45歳）
出身	広島県広島市
経歴	広島電機付大属高校ー広島電機大学(現　広島国際学院大学)ーワイテックー東亜大学ー下関国際高校
ポジション	投手

坂原監督の高校3年生の広島電機付大属高は４回戦まで進出し瀬戸内高校に9－0で敗れています。

甲子園出場は出来ませんでしたが、坂原監督の高校時代は広島県の最強世代の時代とも言われています。

広陵高校には二岡選手・福原投手、広島工業高校には新井貴浩選手、広島商業の荒谷忠勝・現監督など、当時の広島県の高校野球のレベルが高いことが分かります。

広島電機大学へ進学し卒業後は、ワイテックに就職をしています。

ワイテックは広島県の機械部品製造会社で社会人野球で5年間、プレーをしています。

プロフィール紹介の⑩にランチ合コン/パワプロと記載されていますので、選手時代はモテていたのではないでしょうか。

もともと高校野球の指導者になるのが夢だったようです。

ワイテックを退職し教員免許取得のために東亜大学へと編入しています。

　社会人野球・ワイテックでプレーしていたとき、社長からは「月曜日が憂鬱になるような仕事なら辞めろ」と言われていた。「休みの週末を楽しみに、それ自体にやりがいや目標を持てないような仕事ならしないほうがいいっていうことだと思うんです。やりたくて就いた高校野球の指導者ですから、選手のために時間を使うことは苦になりません」。週に１度、練習が休みとなる月曜日を除いて、選手と向き合う時間は長い。
［高校野球］下関国際高・坂原監督の本気を支える教え | BBMスポーツ | ベースボール･マガジン社 (bbm-japan.com)

東亜大学は同じ下関市内にあり下関国際とは目と鼻の先という位置関係にあり『不祥事で野球部の指導者がいない』との噂も耳にし、坂原秀尚監督が自ら下関国際高校へ手紙を送ります。

下関市にある同大学に通ううちに下関国際の噂を耳にする。「不祥事の影響で指導者がいない、校長先生がひとりで指導している、という話が聞こえてきました。
２年時編入で東亜大に通学していて、３年間は下関にいるので『僕でよければお手伝いさせてください』と手紙を送ったんです」
高校野球で人生に誇りを。下関国際・坂原監督が伝えたいこと｜高校野球他｜集英社のスポーツ総合雑誌スポルティーバ公式サイト web Sportiva (shueisha.co.jp)

2005年に野球部監督へと就任。荒れていた野球部を立て直すのには時間を要しますが、そこは“頑固で一本気”に問題へと対処。2017年夏には初の甲子園出場を勝ち取りました。

その後も近年は山口県の高校野球を代表する強豪校に成長し、2018年春夏・2021年春・2022年夏に甲子園大会を成し遂げます。

ちなみに下関国際高校では保健体育科の教師として勤務しています。

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過去の炎上発言の真相は？

かき氷事件真相は？

ネットにかき氷と検索ワードあがっているので、下関国際高校とかき氷について知らべてみました。

2017年に下関国際高校が春夏通じて甲子園初出場をした時に『日刊ゲンダイ』インタビューに答えたことが発端でした。

「三本松さんの選手、甲子園（球場）でカキ氷食ってましたよ。うちは許さんぞと（笑い）。僕らは水です。炭酸もダメ。飲んでいいのは水、牛乳、果汁１００％ジュース、スポーツドリンクだけ。買い食いもダメ。携帯は入部するときに解約。３日で慣れますよ。公衆電話か手紙でいいんです」
(5ページ目)「文武両道あり得ない」下関国際･坂原監督が野球論語る｜野球｜日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

結果は“カキ氷を食べていた”三本松高校に9−4で敗戦。その後、監督のかき氷発言だけが独り歩きし「かき氷国際」と揶揄されることになってしまったようです。

しかし、「僕らは水です。炭酸もダメ。飲んでいいのは水、牛乳、果汁１００％ジュース、スポーツドリンクだけ。買い食いもダメ。携帯は入部するときに解約。３日で慣れますよ。公衆電話か手紙でいいんです」の後に、高校野球の本質をついた発言をしています。

「他校の監督さんは『楽しい野球』と言うけど、嘘ばっかり。楽しいわけがない。僕は現役のとき、日々の練習で野球が楽しいと思ったことはなかった。『楽しく』という餌をまかないと（選手が）来ないような学校はちょっと違う」
(5ページ目)「文武両道あり得ない」下関国際･坂原監督が野球論語る｜野球｜日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

全国各地から野球の上手な選手を集める為に「楽しい」とか「進学後のこと」などいろいろ甘い事言いながら選手を勧誘します。

坂原監督が高校時代に毎日厳しい練習を行ってより選手の気持ちが分かる監督ではないかと思います。

球児時代の夢かなった　下関国際の坂原監督、広島の母校にも感謝｜中国新聞デジタル https://t.co/ib4Biebk0x

５年前の記事ですが…‼️😅
— てるさん (@terusan1192) August 18, 2022

出典先＝Twitter

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文武両道発言

坂原監督は「かき氷事件」だけではなく、過去に文武両道について話したことがあり話題になりました。

ある記者から文武両道はできるのか質問された際に『無理だといい、文武両道は二流だ』という発言をしました。

――野球と勉学の両立は無理と？
「無理です。『一流』というのは『一つの流れ』。例えば野球ひとつに集中してやるということ。文武両道って響きはいいですけど、絶対逃げてますからね。東大を目指す子が２時間の勉強で受かるのか。１０時間勉強しても足りないのに」
――文武両道は二流だと？
「そういうことです。勉強しているときは『いや、僕野球やってますから』となるし、野球やっていたら『勉強が……』となる。“練習２時間で甲子園”って。２時間って試合時間より短い。長くやればいいってことではないけど、うちは１日１０００本バットを振っている。１００１本目で何か掴むかもしれない。なのに、時間で区切ってしまったら……。野球って自力のスポーツで、サッカーやバスケみたいな時間のスポーツじゃない。１００点取ろうが、３アウト取らないと終わらない。２時間練習して終わりじゃあ、掴めるわけがないんです。スポーツ庁が（部活動の休養日や時間の制度化を検討し）練習を何時間以内にしようと言っているでしょ？　あんなんやられたら、うちみたいな学校は、もう甲子園に出られない」
(3ページ目)「文武両道あり得ない」下関国際･坂原監督が野球論語る｜野球｜日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

この文武両道発言についてもですが、坂原監督の言葉の意図が伝わってないと思います。

坂原監督の文武両道発言の真意は「ひとつの物事に集中して取り組む」ことができなければ、大きな目標は達成できないと言う考えがあるからこのように発言したのではないかと推測します。

野球、勉強両方での成功体験が乏しく、自信を持てないまま、下関国際の門を叩く。目一杯野球に打ち込むことで、そうした選手たちにひとつでも誇れるものを持ってほしいという思いもある。
坂原のなかに、指導者として揺るがないひとつの信念がある。「ひとつの物事に集中して取り組む」ことができなければ、大きな目標は達成できないということだ。
「何かひとつの分野を極めようと思ったとき、”片手間”でやっても成功することはできないと思っています。脇目を振らずにひとつのことに打ち込むことは、決して否定されるものではないとも思うんです」
高校野球で人生に誇りを。下関国際・坂原監督が伝えたいこと｜高校野球他｜集英社のスポーツ総合雑誌スポルティーバ公式サイト web Sportiva (shueisha.co.jp)

坂原監督は授業中に居眠りをしたり、課題を提出しないといった姿勢は論外ですし、そういった行動をとった部員は練習に参加させません。

また、普段から4つのことを選手に大切にするように心がけているようです。

・『甲子園に行く』と覚悟を決めて、野球を追求する。
・学校内での授業は他の生徒の模範となるように全力で受ける。
・ひとつひとつ目の前のやるべきことに取り組むこと。
・『ひとつの流れで物事に取り組むことが大切なんだよ』

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