6月12日行われたウエスタンリーグで,「阪神対ソフトバンク」(甲子園球場)にてリチャード選手が走塁放棄したことがSNSで話題となっています。
筆者は野球で走塁放棄のルールがあったことを初めて知りました。走塁放棄がどんなものなのか知りたい方もいるのではないでしょうか。
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走塁放棄とはどんなルール⁉
走塁放棄は、公認野球規則5.09(b)(2)に規定されている。一塁に触れ、走者となったプレーヤーが、走路から離れ、次の塁に進もうとする意志を明らかに放棄した場合、この走者はアウトになる。
走塁放棄 – Wikipedia
規則5.09(b)の【原注】には、
一塁に触れてすでに走者となったプレーヤーが、もはやプレイは続けられていないと思い込んで、ベースパスを離れてダッグアウトか守備位置の方へ向かったとき、審判員がその行為を走塁する意思を放棄したとみなすことができると判断した場合、その走者はアウトを宣告される。この際、たとえアウトが宣告されても、他の走者に関しては、ボールインプレイの状態が続けられる。
と書かれており、ある走者が審判員によって走塁放棄と判断されアウトを宣告されても、引き続きボールインプレイであり、他の走者は走塁できるし、触球されればアウトになる。
簡単に要約すると
・打者が走者となり走路から離れ進塁(次の塁)に進もうとする意志が明らかに放棄した場合、審判員の判断でアウトになりまよ。
・アウトと判断されても、他のランナーはボールプレイの状態でそのままプレーは続きますよ。
・他のランナーは走塁できるし野手からタッチされたらアウトですよ。
実際のリチャード選手の打席と走塁の様子
別角度から見ると
動画を見る限り、走塁放棄をしている様子がわかります。
リチャード選手は打った後に前のランナーを見て自身が打った打球は見ていなかったようで、一塁審判さんに『アウトですか?』と聞くと、『キャッチアウトです』言われ、アウトと思いベンチに戻ったよう。
違う動画を見ると、打球を取った取っていないのか、分からないようにもみえます。
恐らく、1塁審判も取ったと判断してリチャード選手に伝えたのではないでしょうか。
SNSでの声
賛否両論あります。
個人的な意見ですが、一塁走塁コーチがリチャード選手に状況を指示をしていれば、このようなプレーは起きなかったのではないかと思います。
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まとめ
走塁放棄というルールがあることを知りましたが、このプレーに関しては、打球や守備のプレーから起こるべくして起きたプレーなのかもしてません。
リチャード選手の怠慢なプレーなのか、審判員の判断ミスなのか、1塁ランナーコーチの指示がなかったのか捉え方は人それぞれではあります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。