2018年の紅白歌合戦に『マリーゴールド』で初出場し、お茶の間に広く知られるようになったシンガーソングライターのあいみょん。『愛の花』などあいみょん 曲は発表する度に毎回人気ランキング上位にランクインしており、ソロアーティストとして非常に高い評価を受けていますが、それだけでなくDiSH//に提供した『猫』はYouTubeの総再生回数が5億回を突破するほど人気を博すなど、ソングライターとしても非常に高い評価を受けています。
そこで今回はあいみょんが提供した楽曲、アーティストをまとめ、現在の音楽協会に愛ミョンが与えている影響をまとめていきます。
あいみょんが楽曲提供したアーティストまとめ
あいみょんが楽曲提供したアーティストは下記の7組(五十音順で表記)です。
- 新しい学校のリーダーズ
- 木村カエラ
- 菅田将暉
- ジャニーズWEST
- DiSH//
- ハルレオ
- ふうか
新しい学校のリーダーズ
学校行けやあ゛(2016年7月25日に配信限定曲としてリリース)
菓子メーカー湖池屋とのタイアップ企画「はみ出しプロジェクト」により発表された楽曲です。曲名に「こいけや」という語句を含む言葉遊びとなっていることも話題となりました。フジテレビ系『呼び出し先生タナカ』OPテーマ曲として採用されています。
木村カエラ
Continue(2019年7月31日発売)
木村カエラのデビュー15周年に発売されたアルバム『いちご』に収録された『Continue』もあいみょんが作詞作曲をした、ノスタルジックな一曲です。あいみょんの楽曲の魅力の一つでもある歌謡曲が持ち合わせていたような哀愁や切なさですが、木村カエラが歌うことでそういった哀愁の中にも未来を感じさせるポジティブな楽曲としての響きを与える、素晴らしいコラボ楽曲です。
菅田将暉
キスだけで feat. あいみょん(2019年7月10日発売)
『キスだけで feat あいみょん』は、2019年7月10日にリリースされたアルバム『LOVE』に収録されている楽曲です。男性・女性目線で描かれており、男性を愛ミョンが、女性を菅田将暉が歌っています。普段から親交のあった二人の「共に何かを作りたい!」という想いが形になった楽曲で、作詞作曲をあいみょん が担当しました。
ちなみに、楽曲作成に関して石崎ひゅーいさんを交えて公園で一緒にギターを弾き、歌い、朝まで恋バナをしていた中で完成した、という逸話もあります。
ジャニーズWEST
サムシング・ニュー(2021年5月5日発売)
「ウエディングのバージンロード」をテーマに書き下ろされた[5]。ジャニーズWESTの楽曲を手掛けるのは、2015年発売の3枚目のシングル『ズンドコ パラダイス』の収録曲「Time goes by」以来約6年ぶり[5]。楽曲の提供と共に、あいみょんからはメンバーに手紙も送られた[6]。
Time goes by(2015年2月4日発売)
『ズンドコ パラダイス』のカップリング曲として発表された『Time goes by』はあいみょんが作詞家デビューした楽曲です。
DiSH//
猫(2017年8月16日発売)
2017年8月16日に発売された自身の10thシングル『僕たちがやりました』のカップリングとして収録した楽曲です。あいみょんが、ボーカル・北村匠が主役を務めた映画『君の膵臓をたべたい#実写映画』にインスパイアされて書いた曲で、2020年度の『第62回日本レコード大賞』の「優秀作品賞」を本曲で受賞しました。さらにストリーミング再生回数が「5億回」以上を記録したDiSH//の代表曲であり、あいみょんが作詞家として注目を集めるきっかけとなりました。
ちなみに、元メンバーの小林龍二さんは『猫』の次の『勝手に MY SOUL』を最後に脱退しています。
へんてこ(2019年3月13日配信)
『猫』でのコラボレーション以来1年半ぶりのコラボ楽曲です。この楽曲に対してインタビューで「近い世代の彼女が作る楽曲は今っぽいし、役者としても歌いやすかったのがこの曲かなって。あいみょんさんは映画音楽もやっているので、歌詞から映像や物語がすぐに浮かぶし、「猫」と同様に、歌というよりは、話してる感覚で歌えました」と語っていました。
ハルレオ
たちまち嵐
2019年5月31日公開の映画『さよならくちびる』で女優の小松菜奈(レオ役)と門脇麦(ハル役)が、人気ギター・デュオ“ハルレオ”に扮し、2人が劇中で披露する挿入歌として作成されました。
誰にだって訳がある
『たちまち嵐』と同じく『さよならくちびる』の挿入歌として書き下ろされた楽曲です。
ふうか
体の芯からまだ燃えているんだ
阿部サダヲさん(シン役)、吉岡里帆さん(ふうか役)主演映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の主題歌として発表された楽曲です。
作詞作曲を担当したあいみょん自身が「あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」と語っており、非常に熱量の高い曲となっています。
最後に
今回はシンガーソングライターのあいみょんが楽曲提供したアーティストをまとめてきました。楽曲作成の背景がさまざまで、あいみょんの楽曲作成能力の高さ、映画の挿入歌では映画への理解度の高さを感じられる楽曲となっています。
ただの楽曲としてだけでなく、作成の背景を知ると余計に親しみも湧きますし、今後も注目していきたいですね。