能登半島地震とそれに関連した航空機接触火災事故と痛ましい出来事から始まった2024年。1月14日の夕方に愛媛県四国中央市のスターバックスコーヒーで銃撃事件が発生し、さらに衝撃を与えました。その発砲事件が暴力団同士のトラブルで、かつ犯人が逃走した、という事でも衝撃を与えています。
そこで今回は愛媛 スタバ 銃撃事件について詳細をまとめていきます。
スタバ 銃撃事件 事のあらまし
2024年1月14日に発生したスタバ 銃撃事件について、愛媛県警によると、前谷祐一郎容疑者は午後4時ごろ、愛媛県四国中央市のスターバックスコーヒーイオンタウン川之江店のテラス席で石川雄一郎さんを拳銃のようなものを使って殺害した疑いがあるとのことです。
前谷容疑者と石川さんとは面識があり、長野立てこもり犯人 大学で注目を集めた青木容疑者と異なり、計画的な犯行だったようです。事件後、店から歩いて東へ逃走したことは確認できたそうですが、その後の行方はわかっていないそうです。
愛媛県警は全国指名手配
これをうけ、愛媛県警は15日、指定暴力団池田組幹部の前谷祐一郎容疑者を殺人の疑いで指名手配し、全国に情報提供を呼びかけています。
前谷容疑者は身長163センチの小太りで、白髪。赤色のジャンパーとベージュのズボンを着用していたという。
指名手配後に家宅捜索
愛媛県警は前谷容疑者を全国指名手配をした翌週、1月22日午後2時20分ごろ、県警捜査員約10人で段ボール箱などを持って事務所に家宅捜索に入りました。
家宅捜査では屋上で写真を撮るなどして約2時間半行い、玄関前では制服警察官2人体制で警戒をしています。
事件の背景には暴力団同士のトラブル?
今回のスタバ 銃撃事件を起こした前谷祐一郎容疑者は指定暴力団・池田組のナンバー2です。池田組は同じく指定暴力団の六代目山口組と分裂抗争を繰り広げているということもあり、暴力団同士のトラブルが背景にあると言われています。
前谷被告と被害者は元“親子”
被害にあった男性・石川雄一郎さんは、前谷若頭(容疑者)が会長を務める功龍會の元幹部で、いわば”親子”関係だったそうです。
しかし、最近になって六代目山口組側の組織に移籍したそうで、前谷若頭は激怒して殺害予告のような発言を男性にしていたんだとか。
今後も暴力団間のトラブルは続く?
スタバ 銃撃事件を起こした前谷祐一郎容疑者は池田組のナンバー2でした。池田組は豊富な資金力を誇る一方で、分裂抗争からは一歩引いた姿勢でした。
しかし、今回のスタバ 銃撃事件では前谷若頭が自らヒットマンを買って出て、離反した元子分を殺害したことで、ヤクザとしての矜持を保ったと見られています。
六代目山口組と池田組の抗争は続くと見られている
前谷容疑者が所属する池田組の組長は『死ぬまでヤクザを貫き通す』と日ごろから公言しているようで、暴力団の規模が大きい六代目側に屈する気はさらさらないそうです。
こういったこともあり、今後も六代目山口組と池田組は報復合戦をしあうことになると予想されています。
最後に
今回はスタバ 銃撃事件について、事件を起こした前谷祐一郎容疑者とその背景について調査、まとめてきました。
前谷容疑者は指定暴力団・池田組のナンバー2(若頭)であり、被害者の石川雄一郎さんは池田組の元組員だったようです。その石川さんが池田組を抜け、同じく指定暴力団・六代目山口組に入るという暴力団のタブーを犯しました。そのケジメとして“元親父”の前谷容疑者が池田さんを殺害したという事件でした。
事件後の前谷容疑者の足取りもわかっておらず、不安が募る一方ですので、一刻も早い身柄確保を祈るばかりですね。