子役時代から確かな演技力で注目を集め、現在も女優として活躍を続けている柿原りんかさん。大河ドラマやベルリン国際映画祭で評価された映画など、数々の作品に出演してきました。
今回は、そんな柿原りんかさんのプロフィールや身長、これまでの出演作品について詳しくご紹介します。
柿原りんかのプロフィール
まずは基本的なプロフィールから見ていきましょう。
- 名前：柿原りんか(かきはら りんか)
- 生年月日：2004年5月1日
- 出身地：奈良県(出生地は北海道)
- 血液型：A型
- 星座：おうし座
- 所属事務所：ジョビィキッズプロダクション
- 活動期間：2013年～
2025年現在、21歳になる柿原りんかさん。9歳という若さで芸能界デビューを果たしてから、既に12年以上のキャリアを持っています。幼い頃から多くの大人と仕事をし、様々な経験を積んできたことが、今の演技力につながっているのでしょう。
柿原りんかの身長は？
気になる身長についてですが、実は公式には明らかにされていません。
ただ、過去の情報から推測すると、14歳当時で150cm前後だったのではないかと言われています。その年齢の平均身長は145〜155cmとされており、共演者との比較でも特別大きくは見えなかったことから、この数字が妥当だと考えられていました。現在は成人されていますので、もう少し伸びている可能性もありますね。
女優さんの中には身長を公表していない方も多く、柿原さんもその一人です。演技力や作品への取り組み方に注目が集まる女優さんなので、身長よりも実力で勝負されているのだと思います。
デビューのきっかけと事務所について
柿原りんかさんの芸能界デビューは、2013年の舞台『ALICE〜不思議の国の物語』でした。
この舞台はミュージカル作品で、銀座のみゆき館劇場で公演されました。柿原さんはリス役を演じ、市川慎之介さんと共演しています。当時9歳という年齢でしたが、舞台での演技が高く評価されました。
この舞台をきっかけに、柿原さんは「ジョビィキッズプロダクション」に所属することになります。この事務所は「子供の可能性を見つけて伸ばす」というスローガンを掲げており、あの芦田愛菜さんも所属している事務所です。芦田さんといえば、子役時代から圧倒的な演技力で知られる女優さんですよね。
テレビドラマでの活躍
柿原りんかさんは、2014年に芦田愛菜さん主演の『マルモのおきてスペシャル2』でテレビドラマデビューを果たしました。
この作品は、2011年に大ヒットしたドラマの続編で、阿部サダヲさんも出演している人気作品です。同じ事務所の先輩との共演は、柿原さんにとって大きな経験になったことでしょう。
2018年には、NHK大河ドラマ『西郷どん』の第2話に出演し、ふき役を演じました。貧しい村の娘という役柄でしたが、柿原さんの役作りは驚くべきものでした。当時13歳でありながら、体重を4キロ落とし、2カ月間ご飯を食べずに撮影に臨んだそうです。おにぎりを恵んでもらって食べるシーンでは、「芝居じゃなくて、本当においしいと感動した」と後に語っています。
2023年には、日本テレビ系土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』で、連続ドラマに初めてレギュラー出演。配信ドラマでは、Netflixの『僕だけがいない街』で雛月加代役を演じるなど、活躍の場を広げてきました。
映画での評価と受賞歴
柿原りんかさんの名を広く知らしめたのが、2017年の映画『彼らが本気で編むときは、』です。
この作品で柿原さんは、映画初出演にして主演のトモ役を演じました。生田斗真さんや桐谷健太さんといった実力派俳優との共演は、大きなチャレンジだったはずです。
そしてこの映画は、第67回ベルリン国際映画祭において、邦画として初めてテディ審査員特別賞を受賞しました。柿原さんは荻上直子監督や共演者たちとともにレッドカーペットを歩き、その姿が大きな話題に。国際的な映画祭での受賞は、彼女の演技力が世界的に認められた証です。
2021年には、映画『さくらノート』で映画初主演を果たしました。うみぞら映画祭2021や淡路島短編映画祭で上映され、主演女優として新たな一歩を踏み出しています。
また、同年公開の『るろうに剣心 最終章 The Final』では三条燕役で出演するなど、話題作にも次々と参加しています。
舞台やその他の活動
デビュー作となった舞台『ALICE〜不思議の国の物語』以降も、柿原さんは舞台での活動を続けています。
『ミュージカル モーツァルト!』ではアマデ役を演じました。この役はセリフのない役でしたが、演技が高く評価されています。言葉がなくても感情を表現できる演技力は、まさに実力の証明です。
『ブロードウェイミュージカル ピーターパン』ではマイケル役を担当するなど、ミュージカル作品にも積極的に挑戦しています。
2021年には、NHK-FMのラジオドラマ『FMシアター「名もがりの町」』で主演のかすみ役を演じました。声だけで演技をするラジオドラマは、また違った難しさがあります。声の演技でも才能を発揮できることを示し、表現の幅を広げています。
テレビ東京の『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』では天野ルナ役を演じるなど、子供向け作品にも出演しています。
CMでの活躍
柿原りんかさんは、CMにも出演しています。
味の素の「おにぎり丸」のCMでは、制服姿で登場し、最後に驚く表情を見せる演技が印象的でした。一瞬のシーンでも視聴者の目を奪う演技力は、さすがです。
その他にも「東進 全国統一中学生テスト」や「日立 冷蔵庫」などのCMに出演しており、幅広い層に認知されています。
最後に
柿原りんかさんは、子役時代から積み重ねてきた経験を活かし、現在も着実にキャリアを築いています。
大河ドラマでの役作りに見せたプロ意識、ベルリン国際映画祭での受賞、そして舞台からラジオドラマまで幅広いジャンルでの活躍。どれをとっても、彼女の実力と努力が表れています。
本人が語る「いつか朝ドラに出たい」という夢も、そう遠くない将来に実現するかもしれません。21歳という若さで、これだけの実績を持つ女優さんは貴重です。
今後も様々な役柄に挑戦し、演技の幅を広げていく柿原さんから目が離せません。
